表面処理・アッセンブリ

タチバナ精機では、精密プレス加工で製造した部品に対して、表面処理や組立(アッセンブリ)まで一貫対応する体制を整えています。
独自のサプライチェーンを構築し、社内外の協力体制を活かし、さまざまな仕上げ処理や部品ユニット化に柔軟に対応しています。
対応可能な表面処理
当社が対応可能な表面処理は、各種メッキ処理、光学塗装、焼き入れ処理、など多岐にわたります。
製品用途や素材、コスト・耐久性・導電性などの要求に応じて、最適な処理方法を提案いたします。
また、複数の処理工程が必要な場合でも、信頼性の高い協力会社との連携によりスムーズに対応できるため、納期や品質面でも安心です。
アッセンブリ対応の柔軟性
精密プレス部品同士の組立、プレス部品と樹脂部品・電子部品との組立にも対応しており、タップ加工、ハイスピンカシメ、プレスカシメなど、さまざまなアッセンブリ手法を取り入れています。
簡易治具を自社で製作し、安定した作業品質と量産性を両立しています。
お客様の仕様に合わせて工程設計を行うことで、コスト削減や工数短縮に貢献します。
強み
一貫生産による“処理・組立”まで対応可能な体制
タチバナ精機では、プレス加工後の表面処理やアッセンブリ工程までを一括で対応できる一貫体制を構築しています。
これにより、外部への再委託が不要となり、工程間のロスや品質トラブル、納期の遅延リスクを大幅に削減できます。
部品単体ではなく、処理済み・組立済みの状態で納品できるため、お客様は後工程の管理工数を大きく減らせるというメリットがあります。
スピード・品質・コストのバランスに優れた体制が強みです。
表面処理の多様なニーズに対応する技術力とネットワーク
Niメッキ、金メッキ、銀メッキ、三価クロームメッキ、Snメッキから光学塗装、アルマイト処理、焼き付け処理まで、タチバナ精機は幅広い表面処理に対応しています。
社内検査による処理品質のチェック体制も万全で、処理厚や表面状態のばらつきを最小限に抑えた安定した品質を実現。
製品機能を見据えたアッセンブリ提案と工程設計
アッセンブリ工程では、単に組み付けるだけでなく、「製品としてどう機能するか」という視点から工程設計を行います。
部品の形状や材質、許容公差に応じた締結方法(嵌合・ビス止め・リベットなど)を選定し、組立冶具の社内製作で精度と作業性を両立。
試作・小ロットから量産まで柔軟に対応し、組立後の動作チェックや外観検査も徹底して行います。
品質を保ちながら工程を最適化する力が当社の強みです。
製品完成形を意識した総合的な加工提案
プレス部品を単なる素材と捉えるのではなく、「最終製品にどう組み込まれるか」を理解したうえで、表面処理やアッセンブリを含む最適な加工提案が可能です。
製品全体の使用環境や機能性に応じて、コーティング仕様・組立手法・コスト面までトータルに考慮。
こうした“製品単位”でのものづくり視点が、開発スピードの向上や不具合の未然防止につながり、多くの企業様にご評価いただいています。